新型コロナが落ち着いたと思ったら、今度はインフルエンザ。
ということで、当院でもご家族がインフルエンザに罹ったのでキャンセルー
なんてことが増えてきました。

そんな中いらした方で、うがいができなくなってしまった（上を向けなくなった）というケースがありました。

上を向くと首が痛くて向けないと。

ひと通り施術してみると、最初よりは上を向けるのですが、やはり首（首と肩の境目あたり）は相変わらず痛みます。

こちら側の予想では、痛いことは痛いけれどもう少し楽に向けるという手応えだったのですが、イマイチな感じでした。

そこでもう一度聞いていたことを振り返ると、数日前にインフルエンザに罹ってしまい、とにかく咳がひどかった、ということを思い出しました。

なのでもう少し肋骨（胸郭）にアプローチしてみると・・・

かなり上を向けるようになりました。いかり気味だった肩がスッと落ちたのが、
見た目もご本人の自覚的にもわかりました。

おそらくゴホゴホと咳き込んでるうちに、胸郭部分の筋肉が緊張したままになっていたのだと思われます。

その結果、首に痛みが出て上を向けなくなっていた。ということです。

変化が出て大元と思われる原因もわかったので、あとはその方自身の心身が元気であれば、だんだんと良くなっていくことでしょう。