40代女性　市内からの来院です。

負傷したのは自宅の脱衣所で滑って伸ばした右脚ではなく、残された左膝の内側。内側側副靭帯損傷並びに打撲だと思われます。

まさに上の画像のような状態になったとのことです。

股関節が固かったり、体重が左足側に残ってしまうと膝がやられますね。。。

私も数年前にサッカーでやってしまいました。次の日から膝がパンパンに腫れて真っ青になりました（内出血です）

痛みなく過ごせるようになるのに2か月くらいかかった記憶があります。

今回いらした方は内出血こそなかったものの、膝に少し触れただけでも痛みが出ました。

また、しばらく座っていた後の立ち上がりの時、寝起きの時にも強い痛みがありました。そしてしゃがむことができません。

受傷から1ヶ月経過して、触れた時の痛みや寝起きの痛みはなくなりましたが、まだ深くしゃがめません。

日常的に困ることはないようですが、それでも膝の可動域を目いっぱい動かすことができないというのは、他のところに弊害が出てくることが予想されます。

 

脚を中心に施術をすると、その場ではかなり曲げられるようになるのですが、数日経つとまた戻るといったことを繰り返しています。

3歩進んで2歩下がる状態で、もどかしくはあるのですが、少しずつ前進しているということで。。。

痛みの感覚は厄介です

痛みが10から5に減ったとしても、痛み自体はまだ「５」あって、痛いことには変わりないのです。

身体感覚が普通にある方は、10から５に減ったことに気づくのですが、感覚が鈍くなってしまっている方は、それがわかりません。

痛い痛いというだけです。比較ができなくなっています。

そういう方はすぐに去っていきます。

私の力不足も否めませんが、患者さん自身の感覚の問題もありますので、深追いはしません。

今回の患者さんは比較ができる方なので、、、お付き合いいただいてありがたいです(笑)

ちなみに長い間症状が出ている方や強烈な症状が出ている方は感覚が薄れている傾向が強いです。