jiko

交通事故の件数が年々減ってきているようですし、車の性能が上がってきたのでますます交通事故が減るのでは?と思っていますが、ゼロにはならないわけで、当院にも多くの患者さんがいらしています。

多くの事故患者さんを診させてもらってきた中で、わかったことがいくつかあります。

そのひとつは、「事故の大きさと症状は比例しない」ということです。

交通警察24時みたいな番組で取り上げられるような大事故でもわりと軽症だったり、こっちが車で相手が原付バイクでぶつけられてバンパーがちょっとへこんだくらいでも手がしびれて首が動かせない・・・と、けっこう重症なケースもあります。

だから、事故の後はあまり予測できないということです。

この現象は、事故の大きさやダメージうんぬんだけではなく、その人の生活環境や心理状態、既往歴などが大きく関わっているのではないか?と思います。

とくに症状が強く出たり、長引いたりするケースを挙げると

・今後の不安
・仕事がハード
・不規則な生活習慣(夜勤など)
・慢性的な寝不足
・元々何らかの症状を持っている
・事故の相手、保険会社の担当への不信感や怒り

などです。

他にもむち打ちなどは見た目ではわからないので、本当に辛いのに仮病扱いされたりする・・・というストレスによってますます悪化したり長引いたりすることもあります。

これらの要因が重なって、身体に症状として出てくるのではないかと。

だから事故でもし症状が出てしまったのならば、まずは今までどおりの生活から身体優先の生活に切り替えたほうが、確実に良くなるのが早まるということです。

仕事や趣味で身体を休める時間すら取れない・・・という方は、それなりに時間がかかったり、最悪「後遺症」にもなる可能性が高くなります。

とは言うものの、交通事故でのダメージはキチンとケアすれば意外と早く良くなるものです。

早く良くなる方法とは?

当院では、交通事故によるむち打ちやしびれなどはかなりの確率で改善されます。なぜなら事故による痛みや症状は、キャリアが短いからです。

まだ、痛めてから日が浅いうちにやるべき治療を行っておけば、予後はかなり良好です。(※外傷(骨折やキズ)は除きますよ)

長年の肩こりや腰痛の方がよほど厄介です。これは長い間「痛い」「つらい」という感覚を身体(脳)が記憶してしまっているので、そう簡単に痛みの記憶を手放してくれないのです。

良くも悪くも身体(脳)は現状維持を好み、変化を嫌います。ダイエットがうまくいかないのも、気持ちとは裏腹に身体(脳)は変わりたくないのでなかなか食欲を抑えることができないのです。

交通事故によるむち打ちは衝撃度こそ強いのですが、その痛みの記憶は新しい状態なので、その間にきっちりと治療するとその記憶は定着せずに忘却の彼方へと消えていくわけです。

当院で交通事故で来院された方に「初めのうちはなるべく日を空けないで来てくださいね~」というのは、こういう理由があるんです。

反対に、1年経っても良くならなくて困ってるんです・・・と来院された方は残念ながらすぐに良くなる、という訳にはいきません。ある程度の時間が必要です。

とにかく痛みやその他の症状を身体(脳)に定着させない!ということが大事です。初めのうちこそ「1週間くらい様子みましょうねー」なんて猶予はないのです。

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