当院は手技による施術がメインではありますが、患者さんの身体をもっと良くするためのアイテムも取り扱っています。

いくつかありますが、約5年ほど前から「足半」を置いています。足半と書いて「あしなか」と読みます。

一見すると子ども用の小さな草履?と思われますが、これで完成品なのです。

足半は日本の昔の履物で、鎌倉時代?戦国時代?そのあたりから一般民に普及していたようです。

当時は道が舗装されてなく、砂利や泥、石ころが転がっているような道が大半だったので、今の草履みたいにカカトまで覆っていると小石なんかが挟まって痛かったからこのような形になったとかならなかったとか・・・。

足半はカカトが覆われていないだけでなく、足の指が外に出ています。それによって草履の淵を握るような歩き方になります。(上図参照)

じつはこれが足にとっては良いのです。いろいろな身体のトラブルを予防・改善してくれるのです。

現代日本でよく履かれているスリッパやサンダルのようなカカトの固定がない履物をずっと履いていると、脱げないように足指と甲で引っ掛けるようにあおって歩くので「浮き指」になってしまいます。

スリッパでパタパタとずっと歩いていると疲れますよね??スネとかカカトが痛くなりませんか?

浮き指状態になると、足裏の横アーチがなくなるので、外反母趾になりますし、重心がより後ろになるので脚から腰、ひいては肩や頚などへも悪影響が出ます。むくみなども出ますし、ゾウさん足首にもなりますね・・・。

第2趾(手の指で言う人差し指)や5趾(小指)の付け根が硬くなってタコができている人は、間違いなく「浮き指」になっています。

足半は、履くだけで意識せず指が地面に接地(もしくは草履のフチを噛む)します。勝手に指が草履をかむような形になるので足裏アーチの形成や、浮き指改善には最適な履物です。

トラブルの改善や予防だけでなく、重心の位置が変わるので運動選手のパフォーマンスアップにも良いと思います。

ただ、残念なのは屋外では使えないこと。外でも履けないことはないのですが、私には勧める勇気はありません(笑)あとは履き初めは痛みが出ることがあること。

履き慣れないと鼻緒に当たる指股の部分や土ふまずが痛くなる場合があります。でも履いていくにつれて底の厚みがなくなりどんどんフィットしていきます。

だから痛みが出る人は、初めのうちはあまり長く履かずに短時間で履いたり脱いだりを繰り返すと良いです。

これは2年以上履きつぶした足半です。↓

この足半は履いて1年です。すっかり薄くなって足に馴染んでます。

履き方にもよりますが、最長3年ぐらいはもちます。(早いと半年~1年くらいでしょうか??)へたってくると刺激が少なくなりますが、かと言って効果が損なわれることはありません。

ちなみにこの足半は、清水区の堀池さんという方にお願いして一足一足作っていただいています。

かなり難易度が高いので、布ぞうりを作ったことがある方が見ると「これはなかなか作れないねえ」と口々に言われます。

販売価格は3,000円。当院のロングセラー商品です。

在庫がなくなっている時がありますので、購入希望の方は必ずお電話で確認してからご来院くださいね。(※試着もできます)