いろんな症状の方が来院されるわけですが、1回ですぐに良くなる人もいれば、なかなか良くならずにいつの間にかフェードアウト・・・・なんて方もいらっしゃいます。

やっぱりゴールが見えないのってキツいです。いくら励まされようが、結果が伴わなければ続けるのは難しいです。なので当院では「こちらの提案に則して3回ほど通ってみてください。」なんてこのサイトに書いてます。

でも本音を言えば、来たい人が来たい時に来れば良いんです。回数なんて人によって違うんですから。

ただ、最近では私も経験値がありますから、(これはなかなか難儀するな・・・)というのがなんとなくわかります。だからそういう方にはこのくらいはかかりますよ~と、前もってお知らせするようにしています。

ちょっと言い訳じみた感じもあるので、情けない気もしますが残念ながら今の自分のスキルでは、どうしても時間がかかってしまうので仕方ありません。その悔しい症状というのは大まかに3つあります。

まず一つ目は、

「変形を伴った症状」

です。

たとえば股関節や膝、鎖骨や肘なんかもありますね。鎖骨は骨折や脱臼による変形で、肩や首がパンパンに張ったりするケースがあります。特に多いのは股関節と膝ですね。

女性に圧倒的に多いのですが、股関節や膝関節の変形により、脚から腰にかけての痛み、正座ができないなど。

これらは施術後は楽になるのですが、すぐに戻ります。その戻りを最小限に防ぐために自分でできる固定方法をお教えしたりするのですが、それでも数ヶ月かかることはザラです。そもそも変形そのものは治すことはできませんし。

変形は治せないけど痛みは変えられる

当院でできることは、

・施術による痛みの軽減
・固定による痛みのコントロール

です。この2点を続けていくことによって、以前よりも良くなることがほとんどです。慣れてくれば通院せずに自分で固定して痛みなく過ごせるようになれることもあります。

どこを固定すればいいのかは、なぜ変形してしまったのか?という原因を考えていくとわかります。

四十肩・五十肩と呼ばれる症状も同じような経緯をたどることが多いです。。。中でも可動域が狭くなっている人は時間がかかります。(石灰化が原因の場合は、病院での注射や投薬の方が有効なことも)

ただし、変形と言ってもレントゲンで「椎間板が狭くなっている」「軟骨がすり減っている」と診断された場合の痛みは、かなりの確率で改善させることができます。なぜなら椎間板の潰れや軟骨のすり減りと痛みは関係がないからです。

(↑ この考え方はかなり重要です。)

続いて時間がかかることが多いのは、

「睡眠障害」

です。

ここでも睡眠障害と言うのは

・睡眠時間が十分取れない
・寝付けない
・夜中に何回も起きる
・昼夜逆転
・睡眠薬を飲まないと眠れない

など多岐にわたります。「睡眠不足」「睡眠の質の低下」と言いかえても良いかもしれません。

肩こりや腰痛でも睡眠の質が落ちるとなかなか良くなりません。やはり睡眠によってのみ修復されるものがある、ということです。

ただ骨や関節の変形と違って、睡眠はいつもより早く寝たり、お酒をやめたりするなど、自分である程度コントロールできるので改善余地はあります。仕事や子育てなどは仕方がありませんが・・・。

そしてもう一つは

「薬の常用」

です。

どんな薬が良くないのか?というところまでは、はっきりしませんが症状の慢性化を招く要因となっていると思います。薬が悪いんじゃなくて「常用」が良くないと感じます。

なぜ常用していると良くないのかと言うと、

・自律神経が乱れる
・内臓の疲弊

が起きるのだと思われます。

施術していると、常用薬をたくさん服用している方のお腹や頚(交感神経節)の緊張が強く硬くなっているのがわかります。そして施術後に明らかに変化していても自覚症状が変わらない(と感じる)ケースが多く、しばらく良くてもすぐに症状が戻ったりします。

言い方が悪いのですが、感覚が「アホ」になっている感じです。だから良くなったなあ、という実感が得にくいのです。

生命に関わることや感染症、ウイルスであれば他を犠牲にしてその症状を消さなければいけないという選択しかないのかもしれません。(ただそれ以外の症状は常用する必要があるのかギモンです・・・)

私は医師ではないのでその薬はやめた方が良いとか一切言えませんが、今までの経験上、常用薬も難治化に絡んでいると思っています。

どうしたら早く良くなるか?というのは常に考えていますが、どうしても時間がかかるケースもあることをご了承くださいm(_ _)m